術前撮影とは:今の自分を肯定するための写真という選択
術前撮影とは:今の自分を肯定するための写真という選択
「手術の前に、写真を残すなんて考えたこともなかった」
そう感じる方がほとんどだと思います。術前撮影(キャンサーフォト)、手術前撮影は、乳がんをはじめとした手術を前に、“今の自分の身体”を記録として残すための、とても勇気のいる写真撮影です。病院の検査写真とは違い、誰かに見せるためでも、綺麗に飾るためでもない。自分の心と身体に向き合い、「ここまで頑張ってきた自分」を確かめるための写真——それが術前撮影の本質だと私たちは考えています。
渋谷区の女性専門写真スタジオ『写真はエステ』では、この3年ほどで約100名の手術前撮影を行ってきました。国内でも、術前撮影に対応している写真スタジオはまだ多くありません。認知度は決して高くないけれど、だからこそ、必要としている方にきちんと届いてほしい。この記事では、「術前撮影とは何か」「どんな気持ちで臨めばいいのか」「写真スタジオで撮る意味」などを、できるだけやさしく整理します。
術前撮影(キャンサーフォト)ってなに?
術前撮影とは、乳がんやそれ以外の手術を前に、自分の身体を写真で残すこと。
理由は人それぞれです。
- 手術前の姿を、きちんと記録しておきたい
- 変化を受け止める準備をしたい
- いまの自分を忘れたくない
- ここまで生きてきた証として残したい
- “怖い”気持ちを、少しでも整理したい
「撮るか迷っている」時点で、もう十分に頑張っています。術前撮影は、無理に前向きになるためのものではなく、揺れている自分ごと、抱えていいための選択肢です。
なぜ“写真”なのか。言葉にできない気持ちを受け止めるから
手術前は、情報も感情も一気に押し寄せます。説明を理解しようとしても、心が追いつかない日もある。そんなとき、写真は不思議と「いま」を切り取って、あとから自分を支えてくれます。
術前撮影は、誰かの評価のためじゃなく、自分が自分を肯定する材料になることがあります。
「このときの私は、怖かったけど立っていた」
「泣きそうでも、ちゃんと前を向いていた」
そういう事実が、写真として残る。それは、未来の自分への手紙みたいなものです。
写真はエステの術前撮影で大切にしていること
『写真はエステ』は、渋谷区の女性専門写真スタジオです。術前撮影では、特に次のことを大切にしています。
1)体調と気持ちを最優先にする
撮影は頑張る場ではなく、整える場。途中で休憩してもいいし、当日に内容を変えても大丈夫。無理のないペースで進めます。
2)“見せ方”ではなく“受け止め方”を一緒に考える
全身を残す/一部だけ残す/表情中心にする/後ろ姿だけ…など、写し方は自由です。あなたが「これなら残せる」と思える範囲で、一緒に決めていきます。
3)誠心誠意、全力で向き合う
症状や体調、心の状態は本当にさまざまです。だからこそ私たちは、毎回同じではなく、その方に合わせて、誠心誠意をもって撮影に臨みます。
服装・ヘアメイクはどうする?「自分が落ち着く」を基準に
術前撮影は、ドレスアップが正解というわけではありません。
肌触りのいいシャツ、普段の部屋着に近い服、少しだけ気分が上がるワンピース。どれでもOKです。大事なのは「自分が安心できるか」。
もし「顔色を整えたい」「写真として少しでも落ち着いて見えるようにしたい」と感じるなら、ヘアメイクを入れるのもひとつの方法です。ヘアメイクは別途料金となります、予めご了承ください。
(もちろん、すっぴんに近い状態で撮りたい方も、まったく問題ありません)
よくある不安Q&A(ざっくり)
Q:乳がん以外でも術前撮影はできますか?
A:はい。術前撮影は乳がんに限らず、「手術前の身体を残す」という目的で行われます。まずは状況をお聞かせください。
Q:痛みや体調が心配です
A:体調が最優先です。撮影時間・姿勢・内容は調整できます。無理はしません。
Q:どんな写真になるのか想像できません
A:大丈夫。撮り方は一緒に決められます。残したい範囲や気持ちのペースに合わせます。
まとめ:術前撮影は「今の自分を否定しない」ための選択
術前撮影(キャンサーフォト)は、まだまだ一般的ではありません。でも、だからこそ意味があります。手術前の不安の中で、自分の身体と心に向き合い、「いまの自分を肯定する」ために写真を選ぶ。これはとても静かで、強い決断です。
渋谷区の女性専門写真スタジオ『写真はエステ』では、術前撮影を大切な撮影として受け止め、これまで約100名の方の撮影に向き合ってきました。
もし少しでも「気になる」「話だけでも聞いてみたい」と思ったら、公式HPからお問い合わせください。あなたのペースを尊重しながら、できる形を一緒に探します。